3. 歯並びに悪影響が出ている場合
顎の骨が小さくなった現代人は、親知らずが横向きに生えることが多いです。横向きに生えた親知らずは、手前の歯をグイグイと押し、歯並びに悪影響を与えることがあります。矯正治療をする際には親知らずの抜歯も必要となることがあります。
4. 病変の原因になっている
親知らずが原因で含歯性嚢胞などの嚢胞や腫瘍ができる場合があります。
親知らずに関する動画はこちら
親知らずの抜歯
親知らずの抜歯 2本目
WISDOM TEETH
親知らずは、生えている方向や生えかたによっては歯ブラシでの清掃が難しくなります。その為、清掃不良により残った口腔内の細菌が原因で虫歯や歯周病に罹患しやすくなります。その際に痛みや腫れをともなうことがあります。その場合、抜歯が必要となります。
また、親知らずのまわりが細菌感染することによって智歯(親知らず)周囲炎に罹患することがあります。その際にも、痛みや腫れを伴い、抜歯が必要となります。
横向きに生えた親知らずや清掃が難しい位置にある親知らずが原因で手前の歯が、虫歯や歯周病になることがあります。その際には、親知らずのみならず、保存不可能となってしまった手前の歯まで抜歯せざるを得ないことがあります。
また、横向きに生えた親知らずが手前の歯を押すと手前の歯の根が溶かされて保存不可能となり、抜歯となることもあります。親知らずのみならず、健全な手前の歯を抜かなければいけない状況は避けたいものです。その為には、パノラマやCTによる定期的な画像診断による現状把握が必要になります。
顎の骨が小さくなった現代人は、親知らずが横向きに生えることが多いです。横向きに生えた親知らずは、手前の歯をグイグイと押し、歯並びに悪影響を与えることがあります。矯正治療をする際には親知らずの抜歯も必要となることがあります。
親知らずが原因で含歯性嚢胞などの嚢胞や腫瘍ができる場合があります。
親知らずの抜歯
親知らずの抜歯 2本目